6月になれば年に1回の梅仕事が本格始動しますね!
ところでみなさん、梅漬けと梅干しの違いって何かご存じですか?
梅漬けと梅干しの違いって何か知っていても、栄養や味・賞味期限の違いまで明確にわかる人は少ないかもしれません。
そこで今回梅漬けと梅干しの違いは何か?と、梅漬けと梅干しの栄養や味・賞味期限を調査しました!
梅漬けと梅干しの他にも調味梅干しもあります。そちらも一緒にチェックしていきましょう♪
梅漬けと梅干しの違いは何?

梅漬けと梅干しの違いを簡単に言うと、梅を干すか干さないかです!
では次に梅漬けと梅干の具体的な特徴と、調味梅干しについて詳しく見て行きましょう♪
梅干しの特徴
梅干しとは塩漬けした梅を天日干ししたものをいいます。
【梅干しの特徴】
- 梅を干したもの
- 見た目は皮が乾いている
- 実が凝縮されている
- 張りがなく柔らかい
- シワが多く深い
材料は梅と食塩の二つとシンプルで、昔から作られている手法です。
干すのが少し手間と感じてしまう方が多いですね(>_<)
梅漬けの特徴
梅漬けとは天日干ししないで塩漬けしたものです。
【梅漬けの特徴】
- 天日干ししていないもの
- 水分を含んでいる
- しっとりしている
- 張りがある
- シワが少なめ
- 漬け込み期間が長くなるほど柔らかくなる
干さないので手軽に作る事が出来ます(*’▽’)
天日干ししないので出来上がりは硬く、期間が長くなるほどに柔らかくなります。
カリカリ梅は梅漬けの部類です。
未完塾の青梅を天日干しせずに卵の殻などの実が柔らかくならないためのものを一緒に漬け込むことでできるようですね♪
調味梅干しの特徴
調味梅干しとは塩漬けした梅を天日干しした後、水やお湯で塩抜きしてから調味液で味付けしたものです。
一度塩抜きしていて、色々な味の調味料で味付けしているので食べやすいのが特徴です♪
スーパーに売られているものはほとんどが「調味梅干し」なんだそうですよ^^

ふむふむ。なんとなーく違いがわかったぞ♪
梅漬けと梅干しの栄養の違い

梅漬けと梅干しの栄養に違いはなくほぼ一緒です!
梅漬けと梅干しを食べるとこんな効果がありますよ!
【梅漬けと梅干しの効果】
- 免疫力UP
- ピロリ菌の動きを押さえる
- 疲労回復
- 殺菌防腐効果
- 整腸作用
- 食欲増進
クエン酸の量はレモンよりも多いのだとか!
次に梅漬けと梅干しそれぞれの栄養に違いについてご紹介します♪
1番栄養が高い梅干し
梅干しと梅漬けでは栄養はほぼ一緒ですが若干梅干しの方が高いようです。
梅干しには疲労回復に有効な「リンゴ酸」「コハク酸」「クエン酸」「ビタミン」「カリウム」「カルシウム」が豊富にあります。
「ナトリウム」と「カリウム」が梅漬けよりも梅干しの方が若干多いようですね。
2番目に栄養が高い梅漬け
梅干しと梅漬けでは栄養はほぼ一緒ですが若干梅漬けの方が低いようです。
梅干しと同じく、梅漬けには梅疲労回復に有効な「リンゴ酸」「コハク酸」「クエン酸」「ビタミン」「カリウム」「カルシウム」が豊富にあります。
「ナトリウム」と「カリウム」が梅干しよりも若干少ないのですね。
栄養面では梅漬けも梅干しも大差はないので気にせず食べられそう♪
栄養が低い調味梅干し
減塩対策にはなるけど、栄養面や健康面ではあまりよくないのが調味梅干し。
塩漬けして天日干しした後、水やお湯で塩抜きするため減塩効果は高いです。
しかし、梅の栄養分も水やお湯と一緒に流れてしまいます。
調味料に添加物が入るためあまり健康面からはよくないですね。

とは言ってもついつい買ってしまうのはこの調味梅干し!
梅漬けと梅干しの味の違い

梅漬けと梅干しの味や種類です!
味に関しては何で漬けるかによって味が異なりますよね!
一般的な梅漬け・梅干しの共通の種類はこちら↓
【梅漬け・梅干しの共通の種類】
- 白干し梅
- 赤しそ漬け
- はちみつ漬け
- かつお漬け
では次に梅漬けと梅干しそれぞれの本来の味の特徴をご紹介します。
梅干しの味
梅干しの味の特徴はこちら
【梅干しの味の特徴】
味:酸味・塩味が凝縮
香り:独特の酸味と乾いた塩のにおい
食感:ねっとり
塩分高めのものが多いので、香りも塩のにおいがするんですね(^^)/
梅漬けの味
梅漬けの味の特徴はこちら
【梅漬けの味の特徴】
味:大味
香り:フルーティー・瑞々しい
食感:柔らかい・果実がぷるんとしている
干さないので果物に近い「梅」を味わえるのですね♪

味はどちらも大差はなさそう!
梅漬けと梅干しの賞味期限の違い

100年保つとも言われる梅干しですが、梅干しの方が賞味期限は長いようです。
梅干しは天日干しして水分を飛ばしている分賞味期限が長いとされてます。
梅漬けは水分多めなので賞味期限は梅干しに比べると短いです。
また、塩分濃度によってそれぞれ賞味期限が異なります!
梅漬けと梅干しの賞味期限と保存方法・食べられないものの見極め方をご紹介していきます(*^^)v
塩分濃度による賞味期限の違い
塩分濃度が20%以上のものは長期保存可能で何年でも保つとされています。
塩分濃度8%以下の梅干しの賞味期限は6ヵ月です。
スーパーで売られている調味梅干しの賞味期限はだいたい6ヵ月とされていますよ!
梅漬けと梅干しの保存方法
梅漬けと梅干しの保存方法として一般的なものは3種類です!
【梅漬けと梅干しの保存方法】
冷蔵庫:いちばんおすすめの保存方法
冷凍庫:1~2ヵ月保存が長くなる
常温(10~25℃)の冷暗所:温度を保つのが難しい
まず、冷蔵庫に入れていれば間違いないでしょう!
冷凍庫は保存期間が長くなるのですが、一回解凍したら早めに食べないと悪くなってしまうのが難点です。
常温での保存は真夏や真冬と温度が変化する時は冷蔵庫へ入れておくといいですね。
とくに猛暑になる地域は必ず冷蔵庫か冷凍庫に入れないと痛んでしましますよ!
食べられない梅漬けと梅干しの見極め方
食べられない梅漬けと梅干しの見極め方はこちらです!
【食べられない梅漬けと梅干しの見極め方】
- カビが生えている
- 明らかな異臭がある
- 調味液が白く濁っている
- 梅が変色している
一つでも当てはまるものがあれば食べるのはやめましょう!!

減塩の梅干しは早く食べないと痛んじゃう!
梅漬けと梅干しの違いは何?栄養や味・賞味期限を調査!
梅漬けと梅干しの違いは何?栄養や味・賞味期限を調査!まとめです。
- 梅漬けと梅干しの違いは干すか干さないか
- スーパーなどに売られているものはほとんどが調味梅干し
- 栄養は梅漬け・梅干しどちらも変わらないが、若干梅干しの方が高い
- 賞味期限は塩分濃度20%以上は何年でも、8%以下は6ヵ月以内
- 保存方法は冷蔵庫がおすすめ
梅干しと梅漬けの違いはもうおわかりいただけたでしょうか?
梅干しを見るだけでヨダレが出て来ちゃいますね(^^♪
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